宮崎県の観光スポットについて(宮崎市)

2024年5月に宮崎県を訪れ、これまで宮崎県北部の高千穂町、日向市・延岡市、宮崎県中部の都農町・西都市・綾町の観光スポットを紹介してきました。

今回は宮崎市の、実際に足を運んで良かった観光スポットを紹介します。

青島

青島は、宮崎市にある周囲1.5kmほどの小さな島です。

島には亜熱帯植物や奇岩、神社など面白いものがたくさんあります。

自動車を使えば、宮崎空港から約15分です。

自動車で青島へ入ることはできないので、青島付近の駐車場に停めることになります。

私は駐車料金無料の青島駅西口駐車場に駐車しました。収容台数は41台ですが、私が平日の午前中に停めた時は数台しか停まっておらず、余裕で駐車できました。

この西口駐車場から青島の中央付近までは徒歩で15分程度でした。他にも無料駐車場はいくつか有り、駐車場から青島の中央付近まで徒歩で10分～20分ほどです。

有料なら青島神社参道口有料駐車場が近く、使いやすいと思います。島中心付近まで徒歩10分程度の距離で、料金は24時間で500円です。

公共交通機関ならJR九州の青島駅や宮崎交通の路線バスの青島停留所が近く、島中心付近まで徒歩15分程度です。

青島の周りには鬼の洗濯板と呼ばれている奇岩が広がっています!

確かに、巨大な鬼が洗濯に使いそうな規則正しく広大なギザギザ具合ですね。

この奇岩は青島の隆起海床と奇形波蝕痕として国の天然記念物にも指定されています。

干潮の時に、奇岩が海面から最も広大に現れるので、遊んだり歩き回るのに向いています。

あらかじめ干潮の時間を調べておくと、より楽しめるのではないでしょうか。

青島神社は青島の中央付近に在る神社です。

彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、塩筒大神(しおつちのおおかみ)の三柱を御祭神としていて、縁結び、安産、交通・航海安全のご利益があるとされています。

本殿の近くには男性がハートの左、女性がハートの右から入り、ハートの中心で向かい合って呪文を唱えると恋愛が成就する天の御柱巡り(あめのみはしらめぐり)が有ります。

この神社の神事は

願いに応じた色の紙縒(こより)を結ぶ産霊紙縒(むすびこより)、

平瓮(ひらか)という粘土製の皿を、投げる方向に向かって二礼してから聖域に向かって投げ、聖域に着地すれば心願成就、皿が割れれば開運厄除の効果があるという天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)や、願い事を書いたお札を井戸水で溶かす海積祓い(わだつみはらい)等がありました。

島内にはビロウ、クワズイモ、ハマユウ等27種もの熱帯・亜熱帯植物が自生しており、この植物群は特別天然記念物に指定されています。

さらに、青島神社から徒歩数分の所には「宮交ボタニックガーデン青島」という植物園もあります。

園内には縦横20メートル、天井の高さ14メートルという大温室もあり、ここでは180種1,500本超の植物を鑑賞できます。

温室内には、壁に沿ってぐるりと植物を取り囲むようにスロープが設置されているので、巨大なマンゴーやカカオの木も見下ろして楽しめます。

この温室では世界三大花木のうちの二つ、カエンボクとホウオウボクが栽培されており、残りのジャカランダは外で栽培されているため、宮交ボタニックガーデン青島に行けば世界三大花木が楽しめます!

立派な温室や世界三大花木があるこの植物園ですが、入園料はなんと無料です!

宮崎神宮は神武天皇と、天皇の父の鵜鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、天皇の母の玉依姫命(たまよりひめ)の三柱を祭神としている神社です。

家内安全・夫婦和合・安産・子宝等のご利益があるとされています。

自動車を使えば、宮崎空港から約30分です。境内には無料駐車場が有るのでアクセスしやすいです!

公共交通機関はJR九州の宮崎神宮駅や宮崎交通の路線バスの宮崎神宮停留所が近く、宮崎神宮まで徒歩5～10分ほどです。

宮崎神宮には夜の参道に建ち並ぶ灯りが灯った灯籠や、境内にある五所稲荷神社の連なった鳥居など、映画やゲームに出てきそうな幻想的な景色が広がっています。

また、境内にはオオシラフジの巨木も植えられており、4月頃には花が咲き誇ります!